お手伝い情報

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★★★国連調査の世界各国の幸福度ランキングを掲載

国連が2018年3月に発表した156カ国の幸福度ランキング掲載します。海外旅行計画時にお役立て下さい。

 

★★★オセアニアクルーズの講演「旅のススメ①~⑥」を公開

オセアニアクルーズの船内で行った自主企画「旅のススメ」で講演した資料①~⑥を公開します。

 

 

★★★関東7都県一泊旅プラン

「一泊で行くいい温泉を紹介してよ。」という声をよく聞きます。皆さまの旅のプランニングに役立つよう当研究所お勧めの一泊温泉プランを紹介します。まずは関東7都県で各一つずつ、私の体験を元に選んでみます。当然ながら偏見も多分に入っています。

 

■神奈川はやっぱり箱根だ
 首都圏から近く、箱根はともかく便利です。そして海と山両方が楽しめます。歴史、芸術、グルメと何でもそろっています。もちろん温泉も多くありますのでプランは無限大です。もはや箱根の魅力を説明する必要もないかもしれません。
車やツーリングでも行けますが、箱根や伊豆は皆が行くので、ものすごく混み合い当然渋滞します。だから電車をうまく利用することがポイントで、箱根フリー切符の利用がお勧めです。箱根エリアまで電車で行き、箱根エリアは電車、バス、ロープウェイ、船が乗り放題のです。小田急沿線以外に西武、相鉄沿線からも利用できます。エリア内の観光は登山電車、ケーブルカー、ロープウェイ、海賊船に乗れば、自動的に大涌谷や芦ノ湖、箱根神社もついてきます。また、観光ではなく歴史や芸術に絞るのも面白いです。

宿泊はピンからキリまで盛りだくさんありますが、お手頃価格のお勧めは芦之湯の「きのくにや旅館」です。滝廉太郎の常宿であったという歴史伝統がありながら、箱根駅伝の学生たちも本番の正月に泊まるというこの宿は何故か親しみを感じます。詳しくは旅行記「箱根駅伝歩き旅2015」参照ください。

 

■秩父かな、埼玉は
埼玉県のお勧め観光地と言えば秩父になるかもしれません。秩父はもともと信仰の山ですので観光というよりも秩父三社(宝登山神社、秩父神社、三峯神社)や秩父三十四ヶ所観音霊場を巡るのも良いかもしれません。秩父三社は当然一日で、三十四ヶ所霊場は狭いエリアなので無理すれば二日間で制覇できます。
季節を選べば秩父の夜祭(毎年12月3日大祭)や羊山公園の芝桜(4月中旬~5月上旬)が楽しめます。

秩父にも温泉がありますが、宿泊のお勧めは山梨県の川浦温泉の「山県館」です。秩父から甲府に抜ける国道140号線で県境のトンネルを越えて車で10分程のところです。この宿とにかく温泉がいいのと皇太子が泊まったというくらいなので品格があります。詳しくは旅行記「秩父往還歩き旅2015」参照願います。

 

■群馬はもちろん草津温泉
 草津温泉で治らない病気は恋の病だけと言われるくらい、草津は名湯です。それはpH(ペーハー)2以下という強酸性の温泉で、その殺菌効果からです。胃液のpHが3~4ということなのでその強酸の度合いが分かります。そのために街をあげて泉質主義を掲げて、源泉は高温なのに決して水で薄めることをしません。
だから有名な湯もみは温度を下げるためのもので、今ではそれが観光資源になっています。街の真ん中にあるその湯畑も温度を下げるための工夫です。尚、この湯畑は芸術家岡本太郎のアイデアということで街のシンボルになっています。

草津町は人口約5000人ながら、活気があります。観光客含め若者たちが多く集まります。それは標高1200mの地ゆえに冬はスキー、夏は避暑、トレッキング等楽しめるからです。単に見るだけでなく体験型なのが特徴です。そもそも温泉こそ体験型そのものかもしれません。
若者ターゲットに宿は安いものも多く、素泊まり3000円くらいからで泊まれます。それは街には食堂や飲み屋、日帰り温泉施設がたくさんあるから可能なのです。

私が一押しの宿は「草津ホテル」です。おもてなしの心が随所で感じられる顧客満足度の高さがその理由です。片岡鶴太郎の常宿ということもあって美術館も併設しています。

 

■栃木は那須の秘湯がいい
 那須高原の奥にある「北温泉旅館」がお勧め宿です。映画テルマエロマエにも登場した温泉旅館で、駐車場から歩いて15分という山奥の一軒宿です。江戸時代からある宿なので江戸、明治、昭和という3つの部屋グレードがありますが、一番安い江戸の間がお勧めです。
 宿は古さ、温泉信仰という独特の雰囲気があります。大きな天狗の面がある混浴風呂や男女別の露天風呂、内湯以外に大きなプールのような水着もOKの混浴露天風呂もあります。泳ぐのはもちろん、夜には星を見ながらカップルで入浴する人たちも多く、他では見ない風呂なので楽しみ方いろいろです。
 真冬に行った時に宿からは、部屋は寒いですから暖かい格好で来てくださいと言われたこともあります。携帯電話も圏外、脱日常にはもってこいの宿です。

 宿以外に立ち寄り湯として那須湯本温泉の「鹿の湯」があり、これも面白い湯です。強酸性の白濁湯で41℃から48℃までの各温度の湯船が6つあります。すぐ近くなのに泉質は全く異なります。
 那須高原には牧場、博物館、ハイランドパーク、サファリパークなど家族連れやカップルでも楽しめる場所が多いですが、ちょっと足を伸ばせば世界遺産の日光も行けます。

 

■茨城は袋田の滝しかない
 魅力度ランキング最下位の茨城県のおすすめ処は、日本三名瀑の一つ「袋田の滝」です。正直な話、ここしか思い浮かびませんでした。
ただし初めて見る時にはその迫力にきっと驚きます。高さ120m、幅73mで岩壁を四段に流れていて、滝の前まで展望台があるので、すぐ目の前で滝が見られます。詳しくは旅行記「東国お遍路の旅2013~2017」を参照願います。
この滝は厳冬期には凍結するとのことです。その写真が飾ってあり、これも是非見たいですね。
 滝は奥久慈地方の大子(だいご)町にあります。現在放送中のNHKの朝ドラ「ひよっこ」の田舎は奥茨城という場所を舞台に設定していますが、まさしくそんな日本の田舎の原風景があります。

 温泉宿泊は、茨城県北部なので少し足を伸ばせば福島県になります。ですから福島県いわき市のスパリゾートハワイアンズに宿をとることをお勧めします。温泉とハワイを同時に味わうことができます。でも、本格的に楽しもうとするとこちらの方がメインになりそうです。これも魅力度最下位の悲哀でしょうか。詳しくは旅行記「ハワイリゾート1万円の旅」を参照願います。

 

■千葉と言えば犬吠埼でしょう
 千葉県そして関東地方の最東端の犬吠埼は、太平洋に突き出たような岬で灯台が有名です。荒々しい波が太平洋から打ち寄せ、太平洋にいること、地球が丸いことを実感します。それを見るための「地球の丸く見える丘展望館」なんというのもあります。
夜には犬吠埼の灯台に灯がともり、15秒周期で光ります。この15秒の灯りには不思議なチカラを感じて、見ているだけで非日常を味わえます。
宿は「ぎょうけい館」がお勧めです。風呂は犬吠埼温泉、もちろん露天風呂もあり湯船のすぐ目の前に太平洋、その向こうに灯台が見えます。この風呂からも日の出を見ることができます。
当然、魚が豊富で旨いので食事も期待できます。
この宿は従業員が若いことがお勧めの理由ですが、旅行記「東国お遍路の旅2013~2017」で詳しく紹介しています。

 犬吠埼から続く九十九里浜は、何もありません。何もないので観光地化されていなく、それがかえって良く、只々延々と浜がつながっているだけです。99里というとおよそ400kmですが実際は60kmくらいです。自動車が砂浜を走れることで有名な石川県の千里浜ドライブウェイが8kmなので規模が分かるかと思います。

 

■東京らしくない、伊豆大島
 伊豆大島は東京の観光地としては穴場で、行ったことがある人があまりいないかもしれません。アクセスは船で竹芝桟橋から2時間、熱海からだと45分です。島一周が約50kmということで、船で行ってレンタカーで回る一泊旅にはちょうど良いお勧めプランです。
お勧めの理由はこの島が海、山、砂漠、温泉、椿、グルメなど盛りだくさんということです。そしてそれらが比較的容易に体験できるのがこの島の特徴だと思います。
伊豆大島の中心は三原山で、駐車場から歩いて約1時間で噴煙(水蒸気)が出ている火口に着きます。そこからは利島、新島、伊豆半島、富士山も見ることができます。三原山の北側には砂漠が広がり、その西にある「大島温泉ホテル」の露天風呂は三原山を見ながら入浴するという絶景風呂です。温泉評価委員会を主事する私の評価もかなり高いです。
海岸沿いには水着で入る温泉「浜の湯」があり、海を見ながらの混浴ができます。

宿泊はペンション「すばる」がお勧めです。当研究所とは関係が深く宿の前にある大きな花壇をメンテナンスしています。夕食には明日葉の天ぷらや魚料理がコースで出てきます。そして朝食は庭で食べることができます。焼きたてのパンと自家製の椿の花びらジャムは最高です。

 

 

★★★「SHOPがしん」とのコラボレーション
ブログで紹介した木製フォトフレームが好評で、その温かみは旅の思い出にお勧めです。その他の作品も紹介かねて木工ショップの「がしん」とのコラボレーションを推進します。当研究所からも注文受け付けます。