アプト式列車

信越線の横川駅~軽井沢駅は営業距離11.2km、標高差は552mを登る急勾配を登るためアプト式を導入した。アプト式とは線路にノコギリ型のラックレールを置き、機関車の車輪に取り付けた歯車を噛み合わせて登る方式で、滑ることなく登れる。時代が進むとアプト式では高速輸送に対応できず、1963年(昭和38年)新しく線路を建設し、アプト式をやめて電気機関車2台でけん引する方式に変更した。そのアプト式の機関車の車輪が横川駅前に展示してある。

2025年06月09日