第二次世界大戦前から大分県の宇佐市には海軍航空隊があった。それは海軍のパイロットを養成するためのものだったが、戦争末期には特攻隊が編成され多くの若者が出撃していった。それゆえこの周辺は米軍による空襲を何度も受けた。そのため飛行機を守る防御施設が造られた。その防御施設が「掩体壕(えんたいごう)」と呼ばれている。早い話が飛行機の防空壕で、平らな場所に飛行機一機を隠すように石やセメントで覆われている。それらがいくつも現存しており、実に不思議な景色を作り出している。近くには長い一直線の道路があり、滑走路の跡だという。もちろん現在も幹線道路として使われている。
