目指すもの

ビジョン・ミッション

自分たちの好きなことをして、多少でも世の中の人々に役立つ事業を目指す。
今までの旅や介護の経験を活かし、旅がもたらす感動により実現してきます。


設立宣言(2015年3月11日)

 夫婦ともに60歳近くになり今後の人生何をしようか、何が出来るかということをあれこれ考え悩みさまざまな検討し試行錯誤をした。そして最終的なありたい姿として「自分の好きなことをする」、そしてそれが「多少なりとも世の中の人々に役立つ」、さらにその「役立ち料」もささやかながら頂ければ幸いということに至った。
 自分の好きなことは何かということで旅(旅行)にたどり着いた。ことさら圭二は学生時代の日本一周旅行に始まり、社会人になり、結婚後は夫婦で今に至るまで世間一般の人よりは多くの旅をしてきたのは、やはり好きだからである。
 旅によって救われたこと、希望が持てたこと、感謝されたことなどの実体験により旅の持っているチカラに着目することが何度かあったことに起因する。

 そして夫婦の目標は死ぬまで100ヵ国の旅でもある。
 旅とは何か、人々は何のために旅をするかという問いに対して、その答えは、旅は人生を楽しむための手段であり、道具である。人生を楽しむための手段=道具というと、音楽や芸術、スポーツなどと同じように考えられる。
 旅を通じた私たちの活動の柱は3つで①旅の探求、②旅の広報、③旅のサポートである。
 まず旅の探求とは、より良い旅を探す、作り極めることである。具体的には自ら旅に出て、感動を得ることにより旅の魅力やチカラを新発見、再発見することである。
 次に旅の広報は、旅という人生を楽しむ道具の紹介である。こんなに良い道具があるよ、こんな時はこの道具をこんな風に使うと便利で楽しめるとかである。具体的には旅の魅力、旅のチカラを寄稿、出版、講演という方法で広く不特定多数の人々に広めていく。
 最後に旅のサポートは、その人に合った旅を教え、補助したり、一緒に行ってみることである。その人に合ったということがポイントで、個別にサポートしていくことである。具体的には体力的、年齢的あるいはさまざまな理由により旅に行きたくても行けない人、行くことが困難な人に個別にサポートすることで、介護者として同行したり、個別にプランニング・アドバイスをすることである。史江が介護の仕事で培った経験を活かすことが出来る。

 60歳近くの事業設立ではあるが、今までの旅や介護の経験を活かしつつも自分たちの可能性を広げ、多少なりとも世間の人の役に立ちたい。それは事業というよりも実験、研究という位置づけで研究所と称し、ここに「旅のチカラ研究所」設立を宣言する。
                             2015年3月11日
                             旅のチカラ研究所 所長  植木圭二
                                      理事長 植木史江