沼島は日本の始まり

神話によるとイザナギとイザナミの2神が天の浮橋に立ち、矛で混沌とした世界をかき回し、引き上げた矛の先から落ちた雫が固まって島となった。これがオノコロ島で、その後に淡路島と日本列島を造ったと言われている。そのオノコロ島が淡路島のすぐ南にある沼島だという伝承が残っている。ちなみにイザナギの体から三貴子(アマテラス、ツキヨミ、スサノオ)ができたというから日本列島と天皇家のルーツということになる。そして沼島の船着き場の待合室にはその伝承を描いた画が飾られている。

2025年04月22日